段ボールを使った工作を調べていたら、賽銭箱を作っている人がいて、それを見て思いつきました。時期的にお正月が近かったのと課金制度で理不尽さを感じさせるのが面白そうだと感じました。おみくじまで含めた完成系を想像できて、作りやすそうだったのでこのアイデアになりました。
一見メカらしくない(配線などが隠れている)ところだと思います。双方向に無線通信をしていて、動作時にパソコンとつなぐ必要がないことやほとんどの部分を接着せずに組み立てているのでメンテナンスが容易なこともアピールポイントです。
何を頑張れば作れそうで何が絶対に作れなさそうか判断する、最初の案出しの部分で意外と活きてると思います。また3DCADの使い方を習っていたおかげで、設計が楽にできました。
賽銭箱の顔のパターンを考えたり、おみくじの札のデザインを考えるところです。作品が形になってきた最後の方は特に楽しかったです。
設計や制作の期間が短く、時間的な制約が厳しい点と、動画制作を要求される点が苦しかったです。おみくじから板を出すための構造は、タイヤとおみくじの板の間の距離の調整が必要で、試作を何回かやったので時間がかかりました。
モチベーションの維持がカギだと思います。メカトロ演習やスターリングエンジン演習などの演習が多く、工作が好きな人は楽しい学科だと思います。
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